“ オンジーの ラ ン 日 誌 ”

         “とっとと.はしRUN会!”のランニング日誌

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◇ランナーの大腰筋② 

 ランナーにとって、大腰筋を鍛えることが必要だということですが、では、なぜ必要なのかということを考えていきたいと思います。
 まず、そもそも大腰筋の役割ですが、一般に直立の姿勢を保ったり、歩行の際等に腿を引き上げたりすると言われていますが、ランニングとの関係においては、微妙に違うのではないかと考えています。
 ランニングの場面において、大腰筋は、足が地面に接地したときから、足が地面から離れるまでの間、目いっぱい伸ばされるのですが、その伸ばされた大腰筋は、足が地面を離れた直後からその反動によって勢いよく収縮され、その収縮によって自然と腿が上がってくるものと考えられます。つまり、腿は上げるのではなく、腿は自然と上がるものなのです。
 過去において、カールルイスのあるコーチの指導で、日本に腿上げトレーニングが導入され、日本全国で腿上げトレーニングが実施されました。何年かして、日本で行われているそのトレーニングのやり方をそのコーチが見たときに驚いたそうです。見た目は似ているけど、教えたことと違うことをしていると。日本では腿を上げることに筋肉を使っていたのですが、そのコーチは地面をぐっと押すことでその反発をもらい自然と腿が上がるやり方を教えたつもりだったと。
 その後、日本でも地面を押す感覚、地面から反発をもらう感覚の指導、そのためのプライオメトリクストレーニングなどが導入されたとのことです。
 大腰筋の働きと考えあわせると、納得できるような気がします。大腰筋は腿を上げるために使うのではなく、地面からの反発をもらうために使うのだということがいえるのではないかと。
 伸びた筋肉が反射的に縮む、このような現象を伸張反射といいます。伸張反射といえばアキレス腱反射が代表的だと思いますが、アキス腱の場合、腱が伸ばされ、その反動でアキレス腱が収縮して力(バネ)を発揮するというものですが、大腰筋も同じように伸張反射の働きがあると考えられます。大腰筋は、あくまでも腿を直接上げる筋肉ではなく、腿を反動で引き上げる筋肉という位置づけになるのではないかと考えられます。
 この理論でいくと、短距離選手の場合、大腰筋が発達すればするほど、大腰筋が力強く伸ばされ、その反動で素早く腿が上がることになるのですが、通常、意識して筋肉を動かすより、反動で筋肉が動かされるほうが速くなると考えられるため、結果として速く走れるということになるのではないかと考えます。
 一方、長距離選手の場合、短距離選手ほど筋肉を発達させる必要はないですが、ある程度のトレーニングをすることで、大腰筋が無理なく引き伸ばされ、その反動を利用して、力をそれほど使わずに足を大きく前に出すことができるのではないかと考えます。つまり、ダイナミックなフォームでありながら、エネルギー効率のよい走りが可能になるのではないかと考えます。例えば、野口みずき選手のような。全盛期の野口みずき選手の朝練を間近で見たとき、全身がバネでボールが弾むように走っていると感じたのですが、今から思うと、大腰筋の伸張反射を活かした走りだったような気がします。とってもすばらしい走りでした。
 以前、この考え方に基づいて行っていたトレーニング方法については、またの機会に紹介したいと思います。
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